髪のダメージが治まらない!

髪は伸ばしていく過程で、どうしてもダメージが蓄積されて傷んでしまうものだと決め付けてしまっていませんか?

髪を伸ばしたいのに髪のダメージがおさまらない

確かに、髪は伸ばしていくうちに傷んでくるため、ダメージも毛先から出てくるのが特徴です。

しかし、髪は長い場合でも傷んでいない人も多く、髪が短いからといってダメージが人よりも蓄積されにくいというワケではありません。

また、現在ではたくさんのダメージケア商品が、さまざまなメーカーから販売されていますが、その結果どれが良いのか分からないという方も多いかと思います。

よって今回は、髪のダメージを補修するためのポイントを詳しく紹介しますので、気になる方は是非参考にしてみてはいかがでしょうか。

ダメージヘアはどう見分けるの?

髪のダメージは、人によって程度も異なりますが、自分の髪は本当に傷んでしまっているのかが気になるという方も多いかと思います。

よって、まずはダメージ補修の前に、自分自身で髪の傷み具合をチェックしておきましょう。

髪を一重結びにする

ダメージヘアのチェック 髪を一重結びにする

まず、髪が傷んでいるかを簡単にチェックするためには、髪を少量取り、束にして一重結びに(おみくじを結ぶように)軽く結んでみましょう

結んだ後に手を離すとどうなりますか?

力強くすぐに髪が戻らないという場合は、髪に芯が無く、ダメージが蓄積されている証拠です。

濡れた髪を指にくるくる巻き付ける

濡れた髪を指に巻き付けてみる

髪の毛を濡れた状態にして指に髪を巻き付けたら、上記の方法で試したように、素早く髪が元に戻るかを確認しましょう。

これは髪の毛のたんぱく質が十分に詰まっているかを確認できるセルフテストでもあるため、定期的にチェックすることをおすすめします。

また、髪を引っ張るとゴムのように伸びたり、すぐに切れたりするようであれば、ダメージが大幅に蓄積されているサインですので、悪化しないためにも絶対に放置しないようにしておきましょう。

髪のダメージ補修に大切な3箇条!

そもそも、髪の毛のダメージを補修するためには、外側からのケアだけでなく、内側から髪の毛をケアしてあげることも重要です。

栄養バランスの摂れた食事

日頃食べる食事によっても、髪の毛のダメージ蓄積度は大幅に左右されてしまいます。

特に髪の毛が長い場合には、新たな髪を生成するヘアサイクルを早めてあげることが大切ですので、食生活にはその分気を遣っておくようにしておきましょう。

食生活を整えることで、体は健康体になり、血行は促進されていきますので、その分頭皮から髪の毛への栄養が行き渡りやすくなりますよ。

また睡眠時間が不足しても、髪はダメージを受けやすくなってしまいますので、食事だけでなく、生活習慣全体を見直しながら髪のダメージケアは行うことが大切です。

自然乾燥は絶対NG!

髪にドライヤーはダメージになるからと、お風呂を上がってからも髪は自然乾燥にしているという方はいませんか?

もしそうであれば、それは髪に全くの逆効果となってしまいますので、絶対に止めておきましょう。

自然乾燥により、髪は余計に水分を蒸発してしまう上、水分を含んだ髪は細菌が繁殖しやすい状態となってしまいます。

よって、翌朝に頭皮から嫌な臭いがするという方の多くは、ドライヤーで十分に乾かせていないことが原因になっており、ダメージのみならず、フケなどのヘアトラブルに繋がることも少なくありません。

しかし、もちろんドライヤーの当て過ぎは、キューティクルが剥がれてダメージが酷くなる原因になってしまいますので、最低でも髪とドライヤーは30cm以上離して一か所に熱が集中しないようにしておきましょう

安いシャンプーはダメージのリスク大!

皆さんは、毎日使うシャンプーを安いもので適当に済ませてはいませんか?

もちろん、「安いシャンプー=ダメなシャンプー」というワケではありませんが、実際に市販で安いシャンプーのほとんどは、髪にダメージを与えやすくしてしまうものばかりです。

それは成分に違いがあり、安いものは石油系や石鹸系のシャンプーが多く、それらはどれも洗浄力が強力なので、頭皮の皮脂を全て洗い流してしまうのです。

そもそも、頭皮は皮脂で肌を保護しており、髪の毛もそれによってダメージを受けづらくしているため、少し皮脂を残したままの方が頭皮にも髪にもトラブルを招きづらくなっています。

よって、シャンプーは値段で選ぶよりも、アミノ酸シャンプーなどのように洗浄力がマイルドなものがおすすめです。

しかし、成分が良いシャンプーを使ったからといって、爪を頭皮に立てて洗ったり、髪をガシガシと擦りながら洗うともちろん髪にはダメージが蓄積されてしまうので、洗い方においても注意しておきましょう。

アウトバストリートメント(洗い流さないトリートメント)でダメージ解決!

上記では、ダメージヘアの対策や補修方法のポイントについて紹介しましたが、今話題のアウトバストリートメントは、より髪のダメージの補修を効率的に行ってくれるアイテムとなっています。

アウトバストリートメントは、その名の通りお風呂上りに使用するもので、濡れた髪の毛に付けるタイプのものが基本です。

髪が濡れているときにこのような美容液を付けることで、よりダメージの補修成分も髪に浸透しやすくなりますよ。

また、外出時の紫外線も髪がダメージを蓄積してしまうため、そんなときにもアウトバストリートメントを利用して、髪をコーティングしておきましょう。

しかしオイルタイプのものは、油分が多く、紫外線によって酸化してしまうことがあるので、使うのであればミスト、スプレー、クリームタイプのいずれかがおすすめです。

このように髪を入浴中以外にもケアすることで、ダメージは髪が長くても十分に予防できますので、手遅れにならないうちにしっかりと補修しておくと良いでしょう。