あなたは自分に合ったヘアアイロンを使っていますか?
最近では、ヘアアイロンでさまざまなヘアスタイルを自宅でできるようになりましたが、ヘアアイロンを上手く使いこなせないという方もまだいるのではないでしょうか。
それは使い方が悪いのではなく、自分に合っていないヘアアイロンを使ってしまっているからかもしれません。
しかしヘアアイロンは近年数多くの種類があり、その中から自分に合ったものを見分けるのはなかなか難しいのが現実です。
そこで今回は、ヘアアイロンの種類の見分け方と自分に合ったヘアアイロンの選び方を紹介しますので、ヘアアイロンを上手く使いこなせないという方は是非ここでの説明を参考にしてみて下さいね。
さまざまなヘアアイロンの種類とその見分け方
ヘアアイロンは大きく分けて、ストレート用の髪をはさむ部分が平らなものと棒状のカール用の2種類です。
しかし、そのストレート用とカール用のヘアアイロンの中にもさまざまな種類があり、その種類の違いに気付いている方は多くありません。
よって、これからその詳しい見分け方をこれから説明していきます。
ストレート用のヘアアイロンの種類
ストレート用の平らなヘアアイロンは、髪を挟むヒーターの部分でそれらの種類を見分けることができます。
1. シングルタイプ
ヒーターの形状が細くなっていて、プレートの中心部分から熱を伝導させるヒーターを採用しているシングルタイプのヘアアイロンは、市場で最も多く出回っている商品です。
しかしヒーターがシングルでせまい分、髪をストレートにスタイリングするのに通常よりも少し時間がかかるため、早くスタイリングしたいときには少し煩わしくなるかもしれません。
2. ワイドタイプ
ヒーターがワイドタイプのヘアアイロンは、ヒーターが大きい分重さも通常のシングルタイプのものより重くなっています。
このワイドタイプのヘアアイロンは、プレートの中心部分に熱が通りにくく、シングルタイプのように熱の伝わりにムラが出ることがあります。
よって、実際に髪の毛を挟む部分が広くても熱が均等に通りづらいため、初心者の方や髪の量が多い方にはあまりオススメできないかもしれません。
3. ダブルタイプ
最も値段が高くスタイリングも簡単に素早くできるのが、このヒーターがダブルタイプのヘアアイロンです。
なぜならダブルタイプのヘアアイロンは、その名の通りヒーターがプレートの中に2個も内蔵されているので、熱のムラを起こすことなく綺麗なストレートヘアにすることができるからなのです。
コスト面では少し気が引けてしまう方もいるかもしれませんが、コスパ全体から見ると通常のヘアアイロンよりも十分に長持ちする上、スタイリングにも最適なのでそこまで低いものではありません。
これが市場で現在出回っている細かなヘアアイロンの種類と見分け方なので、これを是非参考に自分の髪に合わせて選んでもらえればと思います。
ヘアアイロンの買い替え時は?
ヘアアイロンを故障するまで使う方がいますが、髪へのダメージを考えるとそういうワケにはいきません。
よって以下のポイントが自分のヘアアイロンの特徴と重なる場合、それは買い替えの合図となります。
プレートが剥がれている
長く使っているヘアアイロンは、プレートの部分が変色したり、真ん中のほうから剥がれてしまっている傾向にあります。
ヘアアイロンのプレートが傷んだままで放置し、それを使い続けると髪がそこで摩擦を起こしたり、引っかかったりして髪にダメージを与えてしまうこともあるため、心当たりのある方は新しいヘアアイロンに買い替えたほうが良いでしょう。
ヘアアイロン自体が変形している
ヘアアイロンはどうしても熱を使って利用するため、使うにつれて形状自体も変形してしまいます。
例えばアイロンの先端に空間ができてしまい、髪を挟んでも引っ張ることができずにスタイリングが上手くできなくなったなど、変形の仕方も使う人によってさまざまです。
よってご家庭のヘアアイロンで髪が挟みづらくなったという方は、それを買い換えの目安にすることをオススメします。
オススメのヘアアイロンの選び方
ヘアアイロンの種類と買い替え時を知ってもらえた上で、しっかりと知っておいて欲しいのはどんなヘアアイロンを選ぶといいかというポイントです。
上記でヘアアイロンの種類をご紹介した際に、ダブルタイプのヒーターを使ったヘアアイロンは高価でコスパも高いといいましたが、ただ値段が高いだけのヘアアイロンが良いというワケではありません。
よってこのポイントを踏まえた上でヘアアイロン選びをして頂ければと思います。
1. ヒーターが温まるまでの時間が短い
ヒーターが温まるまで3~5分かかってしまうヘアアイロンは、すぐに使いたいときに不便なので、最低でも1分から2分で温まるヘアアイロンを選ぶと良いでしょう。
2. ボタンの位置が持ち手の邪魔にならない
ヘアアイロンによっては、ボタンが手で持つ部分に取りつけられているため、スタイリングの最中に電源スイッチを触ってしまったりすることがあります。
ボタンの配列は使う側にとって不便ではないかもチェックしておきたいポイントです。
3. 温度域が広く、細かく自分で設定できるもの
ヘアアイロンの温度は、髪をどのようにスタイリングするかによっても変えなければならないため、140℃から200℃ぐらいまで調節できるヘアアイロンがオススメです。
4. コードの根元が絡まりずらいもの
コードの根元が固定されていたり、回らないとコードが絡まりやすくなってしまいます。
よって、コードの根元の部分が固定されていないかもしっかりチェックしておきましょう。
5. 髪に優しいモード機能が搭載されている
近年はヘアアイロンにマイナスイオンが搭載されているのが主流となっていますが、その他にも低温モード、ツヤ髪モード、スチームヘアアイロンなどメーカーごとにさまざまな技術が搭載されています。
よって、自分の髪にはどれが最適なのかを一度ネットで検索し、それに合ったヘアアイロンを探してみるのも一つの方法です。
さらに近年ではネットですぐに利用者の口コミもチェックできるため、実際のユーザーからの声を参考にするのも悪くありませんね。
いかがでしたか?
このように見た目はあまり変わらないヘアアイロンですが、実はヒーター、機能、コード線などの部分に違いがあり、それらによって髪へのダメージや使い勝手が変わってきます。
ヘアアイロンを買い換える際には、上記のポイントを参考に少しでも自分に合った商品を見つけて下さいね!