枝毛はそもそも治せるの?
「見た目が悪く、枝毛をどうしても治したい!」とお悩みの方はいませんか?
枝毛は毛先が裂けることによってできるものですが、残念ながら一度裂けた枝毛は、再び修復されるということはありません。
よって、枝毛を改善するためには、枝毛の補修をしようとするのではなく、まずは枝毛をこれ以上増やさないための対策をしておくことが大切です。
しかし、だからと言って、枝毛は見付けてから放置していては、どんどん避けてしてしまいますので、正しい対処法と事前の対策法をこちらで知っておきましょう。
枝毛の処理は切るのがベスト!
枝毛は人によって、抜いたりする方がいますが、それは薄毛や抜け毛を増やす原因になってしまいますので、絶対に止めておきましょう。
もちろん、枝分かれになっているところを余計に裂くのもNGです。
正しい処理方法として、まずは枝毛を見付けたら、これ以上根元まで裂けないためにカットしておくことが重要です。
しかし、切れ味の悪いハサミで切ると、切った箇所の断面が歪んでしまい、新たに枝毛を作ってしまいますので、絶対にカット専用の切れ味の良いハサミを使うようにしましょう。
そして切る際には、枝毛から最低でも3cm程度手前の部分からカットし、断面も斜めではなく真っ直ぐに切るようにして下さい。
枝毛が出来ているということは、毛先全体がダメージを受けている証拠ですので、枝毛を再発させないためには、数cm離して切らないと意味がありません。
枝毛の対策に向いている方法とは?~髪の内側から編~
そもそも枝毛は、切れ毛と同様に髪のダメージが原因となっていますが、髪問題を解決するためには、どんな場合でも外側と内側の両方から対策をしておかなければなりません。
よってこれからは、内側からの枝毛対策をまず始めに説明していきます。
生活習慣の改善
そもそも枝毛は、髪の毛に栄養が無いことのサインです。
よって、髪の毛に栄養を届かせるためには、まず日頃の食生活で摂る栄養素から見直しておく必要があるでしょう。
特に枝毛は、
- 無理なダイエット
- 偏った食事
- 1日3食とれていない
- 睡眠不足
- ストレス
などが原因で起こることもあるので、該当する点があるという方は、枝毛だけでなく、体と美容のために生活習慣を改善しておくことが大切です。
頭皮の血行不良
生活習慣が整っていても、頭皮が長年のケア不足によって血行不良になっていては、全く意味がありません。
よって、頭皮はこまめに固まらないように、マッサージしてあげることをおすすめします。
また、頭皮の血行を促進することによって、体内に吸収した栄養分も髪に行き渡りやすくなるため、枝毛の増加を止める対策には効果的です。
しかし、頭皮マッサージは、爪を立てて行うと頭皮を逆に傷付けてしまい、炎症の原因になってしまいますので、必ず指の腹で行うようにしておきましょう。
そして、頭皮マッサージの前には、市販の炭酸水で頭皮を流すと、枝毛対策に大切な血行促進と毛穴汚れの改善になるのでおすすめです。
枝毛の対策に向いている方法とは?~髪の外側から編~
上記で紹介した内側からの枝毛対策を行った後は、髪の乾燥を防ぐために外側からもヘアケアを行っておきましょう。
アミノ酸が主成分のマイルドシャンプー
何度も説明している通り、枝毛ができるのは、髪のダメージが蓄積されていることが原因となっていますが、髪は乾燥していてもダメージを受けやすく、枝毛を増やしてしまうことがあるので髪の乾燥を予防することも大切です。
しかし、市販のシャンプーは洗浄力が強いものがほとんどで、洗うと頭皮に必要な皮脂まで洗い流してしまうのが特徴です。
よって、規則正しい生活を送っていても、シャンプー成分が原因で枝毛が出来る場合がありますので、まずは現在使っているシャンプーは何が主成分になっているのかを確認しておきましょう。
そして、今使用しているシャンプーが界面活性剤や防腐剤などにより、洗浄力がとても強いという場合は、アミノ酸が主成分となっているマイルドタイプのシャンプーにすることをおすすめします。
アミノ酸は髪の毛のたんぱく質を生成する作用があり、枝毛対策にはピッタリのシャンプーです。
トリートメント
枝毛の量が既に多くなっているという方は、シャンプーとコンディショナーの他にも、トリートメントで髪を日頃から保湿しておくことがおすすめです。
トリートメントはコンディショナーよりも髪の補修力が期待できる上、毛先から髪の中心まで塗ることで、ドライ後もサラサラな髪をキープすることができますよ。
特に枝毛の場合は、洗い流さないトリートメントも使うことより、効率良く枝毛を予防することが可能です。
しかし、これらのトリートメント剤は、頭皮に付けると毛穴が詰まり、頭皮トラブルに繋がってしまうため、毛先を中心に揉み込んでおく程度にしておきましょう。
いかがでしたか?
枝毛は見付けてしまうとなかなかショックを受けてしまいますが、日頃の簡単ケアでここまできちんとした対策を行うことができますので、是非お試し下さい。