乾燥する季節に付いてくる「静電気ヘア」の悩み！
冬場などの乾燥する時期には、髪が静電気で広がることが良くありますよね。
静電気によって髪が広がると、せっかくセットした髪もぼさぼさになってしまい静電気に悩む女性も多いかと思います。
そんな静電気はそのまま放っておくと、髪への新たなダメージとなってしまうため、乾燥しやすい冬には、静電気の対策をしておくことが大切です。
また、傷んでいる髪にも静電気は起こりやすいので、カラーやパーマを定期的に行っている人は、静電気の発生に注意しておきましょう。
よって、髪に起こる静電気の対策方法が分からないという人のためにも、今回は静電気を防ぐアイテムをご紹介致します。
髪に静電気が起こる原因とは？
静電気は摩擦が原因で起こる現象ですが、そもそも髪は常に髪同士が接触し、摩擦が起こっているため静電気も起こりやすくなっているのです。
さらに上記でも述べたように、その人の髪の状態によっても静電気が発生しやすくなるのが特徴です。
髪の水分不足
空気が乾燥していると髪の水分も奪われていくため静電気が起こりやすくなっていますが、やはり髪の水分量が少ないのが静電気が起こる一番の原因です。
特に夏や冬はエアコンを使用することが多いかと思いますが、エアコンの温度によっても髪は乾燥した状態になってしまうので注意しておきましょう。
また、傷んだ髪は水分が少ないため、髪同士の摩擦やブラッシング時の摩擦で静電気は起こってしまいます。
服の摩擦
服を脱いだりするときには、髪と服の間に摩擦が起こるため、髪に静電気が溜ってしまいます。
静電気は性質上、狭いところに集まりやすい特徴があり、髪自体も静電気を起こしやすいのですが、服の摩擦でより静電気が髪に溜まるようになってしまいます。
静電気による髪のダメージ予防には正しい対策が必要不可欠！
髪の毛の静電気の原因は上記で説明した通り、乾燥と摩擦の２つのみです。
静電気が髪に起こると、髪が広がるだけと思っている人もいますが、静電気は髪へのダメージともなるため、髪が傷まないためにも早めに対策をしておくことが大切です。
よってこれからは、乾燥する季節にも静電気を抑えられる正しい対策方法をご紹介します。
部屋の温度
部屋でエアコンを使用していると室内が乾燥してくるため、エアコン温度にも注意が必要です。
また、髪だけではなく肌の乾燥を防ぐためにも、加湿器を付けるなど、乾燥しないようにすることが大切なポイントになります。
加湿器が無いという人も、濡れたタオルを部屋に干すだけで、簡単に加湿することができますよ。
このように加湿することによって、空気中に水分が保つことができ、髪に溜まった静電気も空気中に出すことができるのです。
ブラッシング
ブラッシングでは摩擦が起こりやすいため、静電気で髪がパチパチと広がり、嫌な経験をしたことのある方がほとんどかと思います。
そんなときにはブラシを粗い隙間の多いものに変えて、毛先からブラッシングするのがベストです。
隙間の細かいブラシでは、摩擦が多くなり、静電気が起こりやすくなるため、使用しているブラシも静電気の起こりにくいものに変えると良いでしょう。
髪が絡まっているときも力任せにするのではなく、毛先から頭頂部へと優しくブラッシングするのがポイントです。
洗浄力の優しいシャンプー
毎日使用するシャンプーは、健康な髪を生やすために重要なアイテムです。
そんなシャンプーの中には、洗浄力の強いシャンプーもあるため、使用しているシャンプーも確認してみましょう。
頭皮の潤いを確保するためには、頭皮に必要な皮脂を残すことが大切なので、洗浄力の優しいアミノ酸系シャンプーなどを選ぶようにするのが最適です。
静電気を抑えるのに最適なアイテムとは？
静電気を抑えるためには、シャンプーも大切ですが、髪を保湿するためにはトリートメントやコンディショナーを上手く利用することも重要です。
そこで、髪の静電気を抑えるために最適なアイテムをご紹介致しますので、自分に合った方法を試してみて下さい。
洗い流さないトリートメント
洗い流さないトリートメントには、ミストやクリームタイプがあり、髪を保湿するのには最適なアイテムです。
洗い流さないトリートメントを出かける前の髪をセットする前に使用することで、髪に静電気が発生するのを防ぐことができます。
また、洗い流さないトリートメントには、美容成分も含まれているため、髪のダメージ補修にも効果的です。
ドライヤー
ドライヤーは、マイナスイオンやナノイオンなどのドライヤーを使用することがおすすめです。
このイオン機能のあるドライヤーには、髪に溜まった静電気をバランス良く保つようにする効果があると言われています。
そのため静電気が気になる人は、通常のドライヤーよりもイオン機能のあるドライヤーを使用すると良いでしょう。
ブラシ
ブラシについては上記でも軽く述べていますが、髪に静電気を与えにくい木製のブラシを選ぶと良いでしょう。
特にプラスチック製のブラシは、静電気が起こりやすいので、使用する前に洗い流さないトリートメントで髪を保湿することが大切です。
このように、静電気が気になる季節には、あらかじめ対策を取っておくことでストレスとなる髪の広がりも抑えることができますので、まずは自分が出来る範囲のことから試してみると良いでしょう。
