自分の髪質が硬いのかチェックする方法とは?

自分の髪質をチェックする方法

皆さんは、自分の髪質が柔らかいのか硬いのかをご自身で把握しているでしょうか?

髪質はその人によって硬さも異なりますが、自分の髪質チェックの仕方が分からない人が多いかと思います。

自分に合ったシャンプーを選ぶためにも、まず自分の髪質が柔らかいのか硬いのか把握して、健康な髪がキープできるようにしておきましょう。

そもそも髪の毛にはキューティクルがあり、その中にコルテックス、メデュラという層ができています。

そんな髪の層によって髪質は大きく変わってきますので、今回は硬い髪を中心に詳しく髪質改善について説明していきたいと思います。

硬い髪質の特徴はどんなもの?

髪の構造

髪質が硬い人は、髪のキューティクルの層が何層にも重なっているため、髪質が硬くなっているのです。

さらに硬い性質上、キューティクルの中のコルテックスが高い密度で詰まっているという特徴も挙げられます。

逆に髪質が柔らかい人の場合には、キューティクルの層が薄く、コルテックスの密度も高くありません

特に髪質が硬いのは男性のイメージが強いかと思いますが、実際は女性の方が髪質の硬い人が多いため、自分は女性だから心配ないというワケでもないのです。

髪質をチェックする方法

自分に合ったヘアケアアイテムを選ぶためには、自分の髪質を把握し、髪質に合わせて選ぶことが髪を健康にするポイントです。

髪質のチェック方法とは、まず1本髪の毛を抜いて、抜いた髪を指に巻きつけます

そうすることで髪質が硬い人の場合には、指に巻いた髪を離すとすぐに元に戻りますが、柔らかい髪はなかなか元に戻らない傾向があるので、簡単にまずはセルフチェックを行っておきましょう。

硬い髪質におすすめのシャンプーをご紹介!

市販で安く売られているシャンプーには、高級アルコール系タイプのシャンプーが多く、他のシャンプーと比べても洗浄力が強いのが特徴です。

そんな高級アルコール系シャンプーは、洗浄力が強いため、頭皮のバリア機能となる皮脂まで洗い流してしまいますが、頭皮のバリア機能が低下することで、髪の主成分であるタンパク質が固まってしまい、髪の毛が硬くなる原因にもなりかねません。

よって、高級アルコール系シャンプーを使用しているという人は、洗浄力がマイルドなアミノ酸系シャンプーに変えることがおすすめです。

アミノ酸系シャンプーは、頭皮に必要な皮脂を残し、汚れをしっかりと落とすことができるので、髪のうねりや頭皮の環境も整えるためにも最適なアイテムです。

トリートメントは必要?

頭皮に皮脂が溜まり過ぎないようにするために、シャンプーを1日1回するというのが日本人で一番多くみられる習慣ですが、シャンプー後はコンディショナーのみでトリートメントをしないという人も多いかと思います。

しかし、硬い髪を柔らかくしたいのであれば、シャンプー後にトリートメントをすることが大切です。

トリートメントには、髪をコーティングする効果があり、シャンプー後のきしみを抑えて、仕上がりをしなやかにしてくれるのです。

またトリートメントには、保湿効果から、髪の水分が失われるのを防ぐことができ、硬い髪に限らずパサパサ髪の予防にも利用しておくのがおすすめです。

よって、髪質が硬く髪がまとまりにくく悩んでいる場合には、トリートメントで毛先から髪の中心にかけてしっかりと揉み込みましょう。

髪質が硬い場合のパーマやワックスはどうすればいい?

髪質が硬い人はパーマをかけるのも良い

髪質が硬い人は、髪を柔らかく見せるために、パーマをかけることもおすすめです。

パーマをかけることによって、髪がふんわりと仕上がり、毎日のヘアセットも楽に行えるようになります。

しかし、パーマは髪に大きなダメージとなりますので、パーマ後のケアをきちんとするように心がけましょう。

また、硬い髪にパーマをかけると後が重く見えることが多いので、パーマした後は美容師さんにカットをしてもらうと良いでしょう。

硬い髪にパーマをかける際の注意点

硬い直毛の髪にパーマをかけると、見た目がパサパサになってしまうことがあります。

そのため、ガッツリパーマをかけるのではなく、髪を柔らかく見せるためにはレイヤーを入れるようにすることがおすすめです。

毛先だけのパーマも毛先が傷んで見えてしまうため、髪をサラサラにするためにも洗い流さないトリートメントで髪をコーティングしておきましょう。

硬い髪をセットするために最適なワックスとは?

今ではワックスもさまざまな種類のものが販売されています。

髪が硬い人は、髪をセットしても元に戻りやすいため、ワックスを使用してヘアを維持する人も多いかと思います。

髪質が硬い人には、ファイバーやクリームタイプのワックスを使用することがおすすめです。

また、髪が硬いとどうしても髪が広がりやすいため、油分の多いファイバーやクリームタイプが良いと言われています。

さらにツヤも出るので、硬い髪も仕上がりをツヤのある髪にすることができるのです。

逆に髪が柔らかい人であれば、ドライタイプの油分の少ないワックスを使用すると良いでしょう。

そうすることで柔らかく自然な髪に仕上げることができます。

このように、パーマやワックスも髪の硬さによって変わってきますので、自分に合ったものを利用することをおすすめします。