頭皮にフケが出る原因が知りたい!

頭皮にフケができるのは、さまざまな原因が考えられます。

フケの頭皮トラブルに悩んでいる時は皮膚科へ

例えば、毎日使用するシャンプーが地肌に合っていないのに、それを気付かずに使用し続けるとフケなどの頭皮トラブルが起こります。

さらに洗浄力の強いシャンプーは、頭皮に必要な皮脂まで洗い流してしまうので、頭皮が乾燥してフケが出てしまうのです。

シャンプーが大きく関係するフケなどの頭皮トラブルですが、フケが出ると清潔感が無くなり、見た目も常に気になってしまいますよね。

そんな厄介なフケを早く治したいのであれば、皮膚科に受診することがおすすめですが、料金や治療内容が気になるという人も多いかと思います。

そこで今回は皮膚科でのフケの治療について、詳しく説明していきますので参考にしてみて下さい。

フケを治したいなら皮膚科がおすすめ!

シャンプーや生活習慣を改善してもフケが治らない場合は、皮膚科で専門の医師に診てもらうことをおすすめします。

フケが治らない時は皮膚科へ

また、このようなフケの治療には保険が適用されることは皆さんご存知でしょうか?

特にフケで悩み、皮膚科に受診する多くの人が脂漏性皮膚炎である可能性が高く、脂漏性皮膚炎は自宅でのセルフケアだけでは治りにくいため、早めに皮膚科で薬を処方してもらうことが最適です。

そもそも自己流のセルフケアでは、間違った対処法をしてしまうこともあるため、頭皮に炎症やかゆみが起こるリスクもゼロではありません。

フケから考えられる病気は、

  • 脂漏性皮膚炎
  • 水虫
  • 尋常性乾癬
  • シラミ

などがあり、脂漏性皮膚炎大きなフケが出る、頭皮が赤い、すぐに髪が油っぽくなるなどの特徴があるため、放置すると顔や首にも広がってしまいます。

治療内容について

皮膚科の診察では、まず顕微鏡で頭皮から出るフケを調べ、シラミなどの感染症の病気ではないかを確認します。

シラミなどの感染症の場合、他の人にもうつってしまう可能性があるため、フケを落とさないようにした方が良いでしょう。

上記でも述べていますが、頭皮トラブルが見られる多くの人の場合が、脂漏性皮膚炎によるフケが出ているのが特徴です。

この脂漏性皮膚炎はマラセチア菌の働きによって起こるものなので、抗真菌剤ステロイド剤を使用して菌を除去し、炎症やフケを改善していきます。

このようなマラセチア菌による脂漏性皮膚炎は、セルフケアではマラセチア菌を完全に除去することができませんので、再発する可能性が高いのが現状です。

薬について

脂漏性皮膚炎の場合は、炎症を抑えるためのリンデロンなどのステロイド剤が使用されますが、マラセチア菌の増殖を抑えるためにニゾナールという抗真菌剤が処方されるのが一般的です。

病院によってはカビによってフケが出るのを抑える効果のあるシャンプーを紹介してもらえますので、事前に病院に確認しておくことがおすすめです。

また、乾燥によるフケの症状が慢性化している場合には、頭皮を乾燥から守るために保湿ローションを処方してもらえます。

皮膚科でのフケの治療にかかる料金は?

皮膚科にフケの治療に行く場合、その治療にかかる費用も気になりますよね。

上記で説明したように皮膚科でのフケの治療には、保険が利きますのでそれほど高くはありません。

軽度のフケの治療であれば、診察料と薬代で約1000~2000円程度が目安料金となるでしょう。

しかし、料金は処方される薬や、症状の状態によって異なりますので、事前に病院に電話で確認をしておくことがおすすめです。

フケはどれくらいで治まるの?

脂漏性皮膚炎の場合は約4週間ほどで治る

皮膚科を受診し適切な処置を行うことで、脂漏性皮膚炎の場合は約4週間ほどは治療に時間を要してしまいます。

しかしセルフケアでは、再発のリスクも高く、症状が悪化してしまう恐れもありますので、マラセチア菌を抑えるためにも皮膚科で薬を処方してもらいましょう。

その他のフケの場合でも、皮膚科で正しい治療を行えば、逸早く治すことができます。

皮膚科へ受診してもストレスや偏った食事からくる頭皮のフケは、生活習慣から改善しなければ、フケを抑えることができないので注意しておきましょう。

まとめ

頭皮に起こるフケなどの症状は、乾燥によっても起こりますが、脂漏性皮膚炎などの病気の可能性もあります。

そのため、シャンプーを変えても症状が良くならない場合は、症状が悪化する前に皮膚科で受診し、早めに治しておきましょう。

また、自宅での毎日のシャンプーも、地肌に優しいアミノ酸系シャンプーに変えるなどすることで、より早くフケの症状を抑えることができます。

特に生活習慣も乱れがちな人は、まずはバランスの良い食事と十分な睡眠を摂るように心がけておくことが重要です。

ストレスが溜まると肌も荒れることがあるように、日頃のストレスは頭皮にも悪影響を与えてしまいますので、無理の無いように息抜きもすることがおすすめです。

そしてフケで悩んでいる人は、頭皮にかゆみを伴うこともありますが、掻かないように注意しておく必要があります。

かゆいからといってつい掻いてしまうと頭皮に傷ができ、雑菌が入り込むとフケの症状もさらに悪化してしまいます。

よって皮膚科に受診すると薬などの料金も高くなることもありますので、かゆみが辛い場合にも医師に相談し、症状に合った薬を処方してもらいましょう。