止まらないフケで悩んでいる人は意外に多い!?

フケが止まらないのは、さまざまな原因が考えられますが、基本的には角質が生まれ変わる過程でフケは発生すると言われています。

よって、フケは年齢や性別に関係なく発生するものなので、数多い頭皮や髪の悩みの中でも、フケのトラブルで悩んでいる人が以外にとても多いのが現状です。

フケの原因は乾燥と皮脂

また、フケは大きく分けて2種類あり、乾燥によるフケ皮脂によるフケで原因や対策も変わってきます。

今回はフケを止める方法を詳しく解説しますので、自分に合った方法をその原因から見付けていきましょう。

フケの種類とその原因

そもそもフケは、上記でも説明した通り、肌の角質が生まれ変わる際に剥がれ落ちるただの角質なので、フケが止まらないからと言って病気だということではありません。

しかし、目に見えるフケは、頭皮が不健康であるという合図になりますので、そのフケが大きければ大きい程、頭皮の状態を改善する必要があるのです。

よって今回はフケの種類別での原因を詳しく解説していきますので、効率的なフケを止める方法を探るために、自分はどちらのタイプのフケになり、どんなことが原因になっているかを今一度確認しておきましょう。

乾燥フケ

乾燥フケの場合は、その名の通り乾燥が原因になっているフケなので、普段通りの生活をしているだけで、気付くと肩に落ちていたり、頭皮をかくとパラパラと落ちてくるフケのことを指しています。

しかし、大気中の湿度が低いことによる乾燥だけでなく、乾燥フケが止まらないという方の大半は、シャンプーによる乾燥が原因になっていると言えるでしょう。

まず、市販のシャンプーは洗浄力が強すぎるものが多いのですが、これらのシャンプーは頭皮に必要な皮脂まで洗い流してしまうことがあるため、成分表をしっかりとチェックして正しいフケを止める方法を知っておかなければなりません。

また、シャンプーの回数が多い、朝にシャンプーをする習慣があるなどのことも乾燥フケが発生する原因になってしまいますので、注意しておきましょう。

脂性フケ

脂性フケは、乾燥フケのようにパラパラ落ちてくることはないですが、皮脂と共にねっとりと付着しているため、頭皮を掻くと爪の間に溜まったりするのが特徴です。

このような脂性フケは、オイリー肌が原因だと思われている方が多いですが、実際には乾燥フケのように頭皮が乾燥しすぎることが原因になっていることが多いため、皮脂を取り除こうとしても直接的な解決にはなりません。

頭皮は乾燥することによって、頭皮が保護しなければと皮脂を分泌する働きがあるため、こちらも洗浄力が強力なシャンプーが原因となっていることが多いでしょう。

また、脂性フケはシャンプーやコンディショナーの洗い残しが原因になることも少なくないので、すすぎはしっかりとしておくことが大切です。

このように乾燥フケと脂性フケは状態が違っても、原因が乾燥からきていることが多いため、特に乾燥する季節には注意しておかなければなりません。

しかし、アトピーしらみもフケに似た症状が出ることがありますので、その2つに該当しないかをしっかりと自分で確認しておきましょう。

効率的にフケを止める方法とは?

それでは、フケのトラブルに悩まれている方に向けて、効率的にフケを止める方法となるポイントを順を追って説明していきたいと思います。

シャンプーをアミノ酸系シャンプーにする

シャンプー選びをする際に、多くの人が気になっているのが、洗浄力の強さかと思います。

しかし、「洗浄力が強いシャンプー」=「良いシャンプー」ではありません。

頭皮は必要最低限の皮脂が常に必要であり、全ての皮脂が取り除かれてしまうとフケだけでなく、頭皮ニキビ、ベタベタ髪、抜け毛・薄毛などのトラブルにも繋がってしまいます。

よって、シャンプーは洗浄力で選ぶのではなく、髪や頭皮に優しい成分を基準に選ぶことが大切です。

その数多い市販のシャンプーの中でも、洗浄力が優しいアミノ酸系シャンプーがフケを止めるのにおすすめで、アミノ酸は髪の毛の主成分であるタンパク質の生成に直接働きかけてくれるので頭皮だけでなく、髪のとっても効果的なシャンプーとなっています。

シャンプーやコンディショナーを正しく使う

シャンプーやコンディショナーを正しく使うとフケの予防になる

フケを止める方法で最も大切なのが、シャンプーの利用方法です。

まず、シャンプーをする際には、直接頭皮に付けてから泡立てるのではなく、地肌を洗いすぎないためにもよく泡立ててから髪を洗うことが大切です。

また、綺麗に洗いたいからと爪で頭皮をゴシゴシと洗うと、それが頭皮を傷付けてしまい、それがフケの原因になることもあるので、頭皮を洗う際には指の腹で洗うようにしておきましょう。

そして、コンディショナーは毛先を中心に付け、シャンプー後もコンディショナー後も最低2分から3分は洗い流して、洗い残しが無いようにしておきましょう。

シャンプー頻度を下げる

毎日お風呂に何度も入り、シャンプーを複数回するのは確かに清潔ですが、頻度があまりにも高いと頭皮はどんどん傷付き、フケが止まらなくなってしまいます。

よって、2日に1度は今話題になっているお湯だけで髪を流す湯シャン」を取り入れるなど、頭皮への刺激を少なくしてあげることが大切です。

頭皮や髪はお湯で洗い流すだけでも、汚れの8割以上は十分に除去できると言われています。

また、朝シャンのように外出前にシャンプーをする方がいますが、頭皮を保護する皮脂が無い状態で紫外線を浴びてしまうと、フケの原因にもなりかねませんので、フケを改善したい場合は特に寝る前の夜に入浴して髪を洗うことが重要です。

タオルドライ後にはすぐドライヤーで髪を乾かす

タオルドライ後はすぐにドライヤーで乾かす

濡れたままの髪を放置すればする程、頭皮では雑菌が繁殖しやすくなり、フケのような頭皮トラブルに繋がりやすくなってしまいます。

よって、頭皮からの嫌な臭いを予防するためにも、タオルドライ後にはすぐにドライヤーで髪を乾かすことがフケを止める方法のポイントです。

また、ドライヤーが頭皮や髪に近過ぎると、火傷のようになってしまうこともあるので最低でもドライヤーは髪や頭皮から30cmは離して使用しましょう。

これらのフケを止める方法を実行することで、大半の場合はフケが出なくなります。

しかし、もちろん1回だけでは効果が見られませんので、フケ改善だけでなく、頭皮や髪を良い状態にキープするためにもこれらのフケを止める方法を継続して行いましょう。

いかがでしたか?

フケは頭皮の汚れがひどいことが原因だと誤解されやすくなっていますが、実際には過度の洗浄が原因になっていることが多いため、出来るだけ頭皮への刺激を弱めてフケを止めるための対策を行いましょう。