ヘアパックで髪のダメージ改善

私たちは髪のダメージがひどい時には、トリートメントでしっかりヘアケアをしますが、トリートメントより髪のダメージ改善に効果的なヘアケア剤にヘアパックというアイテムがあります。

美髪に敏感なオシャレ女子としては、ダメージ改善ヘアケア剤のヘアパックの存在は気になりますよね。

そこで今回は、ヘアパックの正しい使い方についてお伝えします。この先髪のダメージに悩み続けないためにも、是非参考にしてくださいね。

キレイな髪へのこだわりは、ヘアパックで実現できる?

キレイな髪は女性としてのたしなみでもありますが、美しさを彩る要素でもありますね。

そのため髪にダメージがあると様々なヘアケア剤を試しては、髪のダメージ改善へと必死になりますよね。

髪のダメージは、キューティクルが剥がれることから始まる

髪のダメージは、女性にとって気持ちを落ち込ませるものですね。

ドライヤーの熱や紫外線、濡れたまま、ごしごしとこするタオルドライ、摩擦、乾燥などが髪のダメージの原因になるのですが、これらはキューティクルが剥がれる状態を作ります。

髪のダメージでパサつく

キューティクルがダメージの原因により剥がれると、髪の栄養分であるタンパク質や水分が外に向かって流れ出し、髪の毛はスカスカの状態になります。

すると髪の毛の内部は空洞のようになりますので、刺激に耐えられずに枝毛や切れ毛、パサつきといったダメージが起こり始めるというわけです。

中でもヘアスタイルの変化を楽しむための女性のおしゃれの要素である、ヘアカラーやパーマは髪のダメージにかなりの影響を与えます。

ヘアカラーやパーマなどのダメージを与える原因

私たちは流行りのヘアスタイルにしたり、オシャレを楽しむためにヘアカラーやパーマなどをしたりする時には、気持ちが華やぎますね。

ただ自宅で市販のアイテムを使っても、美容院でヘアカラーやパーマをしても、髪のダメージは作られてしまいます。

それはヘアカラーやパーマをする時に、使う液に入っているアルカリ剤に関係があります。

アルカリ剤は、ヘアカラーやパーマの液が髪の毛にしっかりと作用するように入っているのですが、その反面キューティクルを剥がしやすいという悪影響を与える特徴もあります。

またヘアカラーやパーマに使われる液は、髪の毛のほとんどを構成しているタンパク質を変性させます。

するとキューティクルが剥がれた影響で、髪の内部からは栄養や水分が流れ出し、タンパク質が変成した影響で髪の毛は硬くなり、キューティクルはボロボロになり剥がれますので、パサつきを作り出します。

さらにヘアカラーやパーマはパサつきを作り出す原因になるだけでなく、髪の内部からの水分が流れ出るために乾燥を引き起こしますので、静電気も起こしやすくなります。

これではせっかくのオシャレな気分も台無しですね。

そうかと言って髪の毛は、元々は死んだ細胞ですからダメージを受けて傷んだ髪を生き返らせることはできません。

そのためキューティクルを保護して、剥がれることを防止する必要があるのですがその働きをするのが、ヘアパックやトリートメント、コンディショナーなどのヘアケア剤です。

中でもヘアパックは、キューティクルを保護する上に内部の修復に高い効果をもたらします。

ヘアパックとは?

ヘアパックトリートメントと同じような髪の毛の保護、保湿、補修といった働きをするヘアケア剤なのですが、髪のダメージ改善への働きかけにはトリートメントよりも高い効果が期待出来るアイテムです。

髪の毛の1本1本に栄養をスーッと浸透させ髪の内部にまで行き渡らせますので、艶やかなキレイな髪にこだわりたい私たちにとっては、かなり頼もしい存在として活躍してくれます。

ちなみにパックと言えば、顔のお手入れでも欠かせませんね。

特に肌トラブルがある時などは美容液やパックなどでお肌を優しくいたわり、美肌を目指してスキンケアに励みます。

しかし、肌トラブルは治まっても髪トラブルが続く状態にあれば美しさは半減します。

そのためにもフェイスパックとヘアパックでしっかりとケアをして、美肌と美髪で毎日を生き生きと過ごしたいですね。

ヘアパックの選び方は?

トリートメントとあまり変わらない成分が入っているのですが、髪への保護、保湿、補修効果が高く期待できるように作られているヘアパックを選ぶ時には、潤い成分は外せません

またコンディショナー、トリートメントと同様、今の自分の髪の状態に合わせたヘアパックを選ぶことが重要です。

市販のヘアパックにはそれぞれの効果と成分が書かれています。

ヘアパックは私たちのスペシャルヘアケア剤になるものですから、美髪を作り守るためにも購入前にはよく確認をして、慎重に選びたいですね。

悩みの髪のダメージはヘアパックの正しい使い方で改善!

ヘアパックは、これまでの髪のダメージへの悩みを改善することが期待出来るヘアケア剤だからこそ、効果的に使用するためにはやはり基本の正しい使い方でケアをすることが大切です。

ヘアパックの頻度は?

髪のダメージには最適なヘアケア剤であれば、毎日使用すればキレイな髪になり、キープし続けられると考えがちですね。

しかしヘアパックは週に1~2回ダメージがひどい状態でも2~3回程度で十分です。

何事もやり過ぎはあまり良い結果を招きませんね。

むしろ継続して正しい使い方で美髪を目指した方が、かなりの効果を得られます。

ヘアパックの順番

様々なヘアケア剤がありますので、使用する順番には頭を悩ませられますよね。

それぞれのヘアケア剤の正しい使い方としての順番は、シャンプー、ヘアパックまたはトリートメント、コンディショナーです。

ただ、この時にはコンディショナーを使用しなくても、シャンプー、ヘアパックだけで十分です。

ヘアパックの正しい使い方

ヘアパックで艶やかなキレイな髪を手に入れるための正しい使い方は、決して難しくはありません。

タオルでしっかり水分をとる

シャンプー後の髪の水気はしっかりとタオルで吸い込ませて取ります。
水分が滴るくらいに残っていると、せっかくヘアパックを付けても水分と一緒に流れ落ちてしまいます。

頭皮に付けないよう注意しながらしっかり揉み込む

頭皮と離れた部分から毛先へと、ヘアパック剤をしっかりと揉み込みます

毛先は少しずつ束ねてヘアパック剤を揉み込むと、髪の毛の内部に浸み込みやすくなります。

コームで髪を梳く

ヘアパック剤が髪全体に行き渡るように、コームで髪を梳きます。

蒸しタオルで髪を包む

ヘアパックを付けた髪はそのままにして、蒸しタオルで髪を包み込むように15分程度頭に巻きます

この時には湯船につかっておくと湯気がスチームの働きをして、ヘアパック剤が髪の内部にじっくりと浸み込んでいきますよ。

すすぎ残しのないようにしっかり流す

頭に巻いたタオルを取り、ヘアパック剤をすすぎ残しが無いように、ぬるま湯でしっかりと洗い流します。

ヘアパック剤を髪の毛に付けた後にはそのまま少し置く時間が必要です。そのため忙しい日は避けて、ゆったりとケアのできる日を選んで髪の毛を癒してあげましょう。

まとめ

ヘアパックは正しい使い方をコツコツと続けることで、髪のダメージの改善が期待できます。

ヘアパックで美髪になりましょう

美髪のための最強ヘアケア剤として、シャンプーやコンディショナー、トリートメントを上手に組み合わせながら、キレイな髪を作り、その状態を守ることにしっかりと取り組みたいですね。