今や雑誌やネットなどで美髪を目指すための様々な方法が紹介されていますが、その中に欠かせないアイテムとしてブラシがあります。
ブラシは女性としての必需品ですが、今回はブラシの正しい使い方と、ブラッシングの正しいやり方についてお伝えします。
いつでもどこでも誰の目にも触れる髪は、女性としてのたしなみとオシャレに最もこだわりたい女性の代名詞とも言えるものですね。
そのためキレイな髪は、手にしておきたいものです。
是非参考にしてくださいね。
キレイな髪になるためには、ブラシを上手に使うことが大切
幼い頃、可愛いキャラクターが描かれているブラシを手にした時は、お姫様気分になったものですが、大人になれば自分が使用するブラシへのこだわりは、見た目の可愛らしさ以上にブラシの質や用途にこだわることになりますね。
様々なブラシの種類
ヘアブラシには様々な種類があり、私たちは自分が目的とするなりたい髪や、使用する用途などからブラシを選ぶことができます。
使用されている毛の素材の種類
樹脂加工タイプやナイロンタイプ、木製タイプは私たちには馴染み深いですし、気軽に手に入れやすいですね。
他に金属製のタイプもありますし、マイナスイオンブラシと謳われているタイプもあります。
また天然毛としては豚毛や猪毛などがありますが、それぞれ毛の硬さには違いがあります。
ブラシの形の種類
スケルトンブラシやコームは、髪の多い人向き、ロールブラシはくせ毛直しに、クッションブラシは汚れ落としに、パドルブラシは抜け毛予防に、とそれぞれおススメです。
キレイな髪になるための選び方
ブラシ選びのポイントは、自分の髪の量や質、頭皮の今の状態をしっかりと確認をした上で選ぶことが大切ですね。
ブラシの正しい使い方と手入れ方法は?
ブラシには様々なタイプがありますので、ブローやブラッシング時の目的とブラシの種類に応じて使い分けることも一つの方法です。
それぞれのブラシの正しい使い方とは?
基本的に天然毛は静電気が起きにくく、髪の毛や頭皮にも優しいですし、髪の毛のツヤを出すには効果的です。
ただ、猪毛は豚毛に比べると硬めですから、髪の毛が柔らかく少なめの人や、頭皮にトラブルがある人は、避けた方が良いですね。
ツヤを出したいときには効果は望めませんが、髪の毛が多い人は髪が絡まりにくく、髪同士の摩擦も起こしにくいスケルトンタイプやコームが使いやすいですよ。
髪の毛が少なめの人は、抜け毛予防にもなるパドルタイプが使いやすいですね。特にパドルタイプで、さらにクッションタイプになっているものを選ぶと大きなサイズで頭皮や髪全体に当たりやすく、クッションの効果が頭皮に優しく刺激を与えます。
またクッションタイプはシャンプー前のブラッシングにも効果的ですから、先端が丸いブラシを使うと、頭皮マッサージをしながら髪の汚れやほこりも取りやすいですし、薄毛予防にも効果的です。
他にくせ毛を治して髪をまっすぐな綺麗な状態にするためには、ドライヤーを使用しながらブラシを360度に回転させて使うことができるロールブラシが効果的です。
汚れたブラシの手入れの正しいやり方とは?
ブラシには髪の汚れやほこり、抜けた髪の毛などが付いているため衛生状態には注意が必要ですね。
せっかくキレイな髪のために良いブラシを選んでも、汚れているまま使い続けると髪の毛や頭皮にその汚れが移り、髪トラブルや頭皮トラブルの素になります。
ブラシの手入れの一つにはシャンプーの時に一緒にブラシも洗うという方法があります。
泡立てたシャンプーを髪の毛に付けた時、髪をほぐしながらブラッシングをします。するとブラシにシャンプー液が付きますので、そのままぬるま湯を入れた洗面器に浸けて汚れを落とします。
ただ、その後はシャンプー液をしっかり洗い流すことを忘れないようにしなければなりませんね。その後ブラシは乾燥させます。
他に洗面器にぬるま湯を入れてシャンプー液を1プッシュ程度入れ、その中にブラシを浸けて置いておく方法もあります。
1時間程度置いて、浮き出た汚れをしっかりとぬるま湯で洗い流し、ブラシを乾燥させるというやり方です。
また洗えない天然毛のブラシもあります。天然毛は洗ってしまうとせっかくのツヤを出す作用がダメになりますので洗えません。
そのため天然毛のブラシは使用する度に、ブラシに付いた抜けた髪や汚れやほこりをこまめに取る必要があります。
ブラッシングの正しいやり方とは?
艶やかな髪の女性は、かなり高い女子力を周りに魅せてくれますね。極上の女っぷりは、もしかしたらブラッシングで得られるものなのかもしれません。
ブラッシングの効果とは?
ほとんどの人は物心がついたころには髪をブラシで梳くということを知っていました。そして何気なく「身だしなみだから」という理由で、髪を梳いていた人が多かったことでしょう。
しかしブラッシングで得られる効果とは
- ブラシが頭皮に当たることで、地肌にある皮脂やホコリ、シャンプーのカスの汚れなどを浮き上がらせることで得られる洗浄力アップ効果
- ブラッシングによりキューティクルを整えることができるので、髪同士のもつれや摩擦によりキューティクルがはがれて受ける髪のダメージを防ぐ効果
- 頭皮に広がる皮脂がブラッシングにより、髪全体に行き渡らせられる髪への皮脂の潤い効果
- 頭皮をブラシで刺激することにより血流が促され、毛母細胞が活発に働き始めるために得られるハリやコシがある髪になる効果
- 髪の形を整えたスタイリング効果
- 血流が促されるため代謝が良くなり、抜け毛や薄毛の予防が期待出来る頭皮のマッサージ効果
などがあります。これだけの効果が期待出来ることには驚いてしまいますね。
ブラッシングのタイミングは?
朝起きた時には髪が枕に当たり、乱れていることが多いですね。そのためブラッシングで髪の形を整えることが大切です。
ブラッシングをすることで得られる皮脂による天然のツヤ出しも期待できますので、見た目にも好印象を与えやすいですね。
またシャンプー前のブラッシングは、地肌の汚れや溜まっているシャンプーのカスなどの汚れを浮き上がらせる効果が期待できます。そのためシャンプー前のブラッシングは大切なものになりますね。
さらに寝る前にブラッシングを行うことで頭皮の血流を促進しますので、眠っている時間に分泌される成長ホルモンが代謝機能や毛母細胞の働きを活発にします。
そのため抜け毛や薄毛予防にもなりますし、ツヤが出るための皮脂分泌作用にも効果的です。
ブラッシングの正しいやり方とは?
髪を優しく慈しむように、丁寧に梳くことが重要なポイントです。
- 静電気が発生しやすいナイロン製のブラシ以外の種類を用意します。
- 髪の絡まりがある時には丁寧にほぐします。
- 頭皮が傷つかないようにブラシの先端を優しく頭頂部の頭皮に当て、髪の根元を立ち上げるようにブラシを動かします。
- 毛先に向けてブラシを移動させ、髪の毛を梳きます。
いかがでしたか?
私はブラシの正しい使い方とブラッシングの正しいやり方を知ることで、これまでのブラッシングと比べると、たっぷりのツヤ感を髪に感じられるようになりました。
あなたもブラシの効果、一度試してみませんか?