髪のべたつきが気になる!

髪がべたつくと見た目も良くありませんが、毛穴に酸化した皮脂が溜まっていくため、頭皮が臭くなってしまいます。

しかし、この悩みは多くの人が持っているものであり、決して珍しくはありません。

そんな厄介な髪のべたつきですが、

  • 皮脂の過剰分泌
  • コンディショナー

の2つが原因として挙げられます。

前者の皮脂の過剰分泌によって髪がべたつくのは理由も分かりますが、コンディショナーは使った後にお湯で洗い流すので、「なぜそれで髪がべたつくの?」と疑問に思われる方もいますよね。

よって今回はコンディショナーで髪がべたつく原因について解説しますので、気になる方は是非参考にしてみてはいかがでしょうか。

髪がべたつく場合にコンディショナーは必要ナシ?アリ?

そもそも髪の毛がよくべたつく方は、コンディショナーを使わない方が良いのではないかと、使用を避ける人もいますが髪がべたつくのを予防するには、むしろコンディショナーは必要だと言われています。

なぜなら髪や頭皮は乾燥すると、外部からの刺激に弱い状態になるいため、それを保護しようと皮脂がいつも以上に分泌されてしまうからです。

しかし、コンディショナーは現在多くの種類がある以上、もちろん髪の毛がべたつくのを助長してしまう商品や成分も中には存在しています。

これは有害な成分を含んでいるコンディショナーというワケでなく、顔の皮膚と同じように、自分の頭皮や地肌に合わないコンディショナーを使っていることが大きな原因になっているのです。

よってこれからは、そのようなコンディショナーが原因で髪がべたつくことのないように、べたつかないコンディショナーの選び方を説明します。

髪の毛がべたつく=コンディショナーが合っていないから!?

髪の毛を毎日コーティングするコンディショナーは、ヘアケアの最後の行程であり、最も重要なパートといっても過言ではありません。

よって、自分に合ったコンディショナーを見付け、髪のべたつきだけでなく、頭皮や髪の毛の対策・予防をしておきましょう。

頭皮以外もオイリーな場合

元々皮脂の分泌が人よりも多い方は、顔がテカるなど、他のパーツもべたついている傾向にあります。

また、男性は女性よりも皮脂の分泌量が多く、髪がべたつきやすいのが特徴です。

よって、このように体質によって髪や頭皮がべたつく場合は、頭皮に付いてもOKなスカルプ系コンディショナーやオイルコンディショナーなどを使用することをおすすめします。

髪の短い男性には頭皮に付いてもOKなコンディショナーがおすすめ

しかし、「通常のコンディショナーでも頭皮に付かないようにすればいいのでは?」と思われる方もいるかもしれませんが、髪が短い男性などの場合はどうしても毛先から頭皮に付いてしまいがちです。

そんな厄介なコンディショナーですが、現在話題のスカルプコンディショナーは頭皮環境を整えるために使用することができるので、頭皮をリセットさせるためにもこのタイプのコンディショナーに変えてみましょう。

シリコンが多く含まれているコンディショナーはNG!

最近ではノンシリコンのシャンプーやコンディショナーが多く出回っていますが、まだまだシリコンを多く配合したコンディショナーは少なくありません。

また、シリコンを使用したコンディショナーの方が値段も相対的にお手頃ですし、今でもシリコンシャンプーを使っているというご家庭も多いですよね。

よく「美容院のような仕上がりに!」などと商品の宣伝に挙げているコンディショナーメーカーもありますが、この美容院のコンディショナーは、そもそもシリコンがたっぷりと配合されているものが多く、それによって髪が普段よりも柔らかく感じるようになっているのが特徴です。

オーガニックで無添加な薬用コンディショナー

しかし髪がべたつく又はオイリーになるという方には、シリコンのように保湿のためにコンディショナーに使われている、合成化学物質や界面活性剤が原因になっていることもあるため、一度オーガニックや無添加で薬用のコンディショナーに変えてみると髪の毛がべたつく症状も緩和されるかもしれません。

また、これらの成分は「肌に接触すると有害」ということが厚生労働省のデータでも発表されているのは事実なので、べたつく以前に頭皮や髪の毛には決して良いものではないということを知っておきましょう。

シャンプーをしっかり流す!

どのコンディショナーを使う時にも、その前にシャンプーをしているかと思いますが、シャンプーの洗い残しがある状態でコンディショナーを付けてしまうと、髪の毛がべたつく大きな原因になってしまいます。

役割が洗浄と保湿で真逆のシャンプーとコンディショナー

シャンプーとコンディショナーは役割が洗浄と保湿で真逆なため、その両方が混ざると分離してしまい、お湯で流したとしてもワセリンのようなべたべた感が髪の毛に残ってしまうのです。

よって、コンディショナーの成分は特に問題無いのに、髪の毛や頭皮がべたつくなと感じている方は、シャンプーを洗い流す時間を普段よりも長くすることをおすすめします。

いかがでしたか?

髪の毛がべたつくのには、皮脂の分泌と使っているコンディショナーが大きく関係していますが、上記で説明した通り両者は互いに影響し合っていることが分かります。

コンディショナーの使い方や成分次第で髪の毛のべたつきの大半は改善できるため、頭皮のトラブルで悩んでいる方は試してみて下さいね。