パーマの当日は髪を洗ってはいけない!?
美容室でパーマを当てた当日は、髪の毛を洗うとパーマが取れてしまうという話をよく耳にするかと思います。
確かにパーマを当てた当日にシャンプーで洗ってしまうと、パーマ液が落ちてしまうので、パーマが取れやすくなります。
しかし、コンディショナー自体は、パーマ液を落としてしまうことは無いため、当日に使っても問題ありません。
そもそも、パーマを当てた当日は、髪に大幅なダメージを与えてしまっているため、コンディショナーによる保湿はむしろパーマの持ちを良くしてくれるのです。
よって、そんな気になるパーマ当日のヘアケア方法について今回は詳しく説明するので、気になる方は是非参考にしてみてはいかがでしょうか。
パーマを当てた当日は何がNGなの?
上記で、パーマを当てた当日にはシャンプーがNGだと説明しましたが、水洗いやコンディショナーは当日にしても特に問題ありません。
パーマ液は髪に馴染むまでに時間がかかるので、洗浄してしまうとパーマの持ちは悪くなってしまうのです。
そもそも美容院では、パーマの前にきちんとシャンプーをしてくれるので、当日に洗う必要はないですよね。
しかし、男性の場合は女性よりも皮脂の分泌量が多くなっていますので、特にコンディショナーを使う必要もありません。
このように、人によって皮脂の分泌量も変わってくるため、髪が短い人、又は頭皮がオイリータイプの人は女性でもコンディショナーは当日にしない方が良いでしょう。
よって基本的には、パーマ液で髪が傷んで気になる方は、当日でもコンディショナーをすることをおすすめします。
コンディショナーの種類によってはパーマが落ちる!?
パーマをした当日にコンディショナーを使うのは、ダメージの修復にも役立つのでむしろおすすめですが、その種類によってはNGなものも存在します。
それは、油分が多すぎて仕上がりがオイリーになるコンディショナーです。
最近では、コンディショナーの種類もたくさん存在していますが、中にはステアリルアルコールやセタノールなどの界面活性剤や、ビスアミノプロピルジメチコンやベヘントリモニウムメトサルフェートなどの合成化学物質を多く使用しているものも少なくありません。
これらは基本的にパーマをした当日だけでなく、人間の髪の毛や体に良いものではなく、反対に薄毛や抜け毛の原因になることもあるので注意しておきましょう。
オイリーなコンディショナーを当日に使うことで、せっかく当てたパーマのウェーブが出づらくなってしまいます。
よって普段使っているコンディショナーの成分表をよく確認し、パーマが取れないためだけでなく、髪に良いものを習慣的に使うようにしておきましょう。
もちろんオイリーすぎないコンディショナーであれば、パーマを当てた当日でも特に問題はありません。
コンディショナーの中には、パーマ後に最適なウォータータイプのものもあるので、パーマ当日は特にこれらの商品がおすすめです。
パーマ当日にコンディショナーを使うメリットと注意点
パーマを当てた当日にコンディショナーを使うことで、
- カールが強調される
- スタイリングがしやすくなる
- 摩擦によるダメージを軽減する
といったメリットが存在します。
しかし、上記で紹介したコンディショナーの種類以外にもパーマを当てた当日は、注意すべき点がありますので、ここでよく確認しておきましょう。
コンディショナーでダメージ修復は不可能!?
コンディショナーは髪が傷んだのを修復するために有効だと思われがちですが、コンディショナーはそもそも傷みを修復するものではなく、「髪を傷みにくくするもの」なので、たっぷり使ったからといって特に意味はありません。
パーマを当てると髪はダメージを受けてしまいますが、基本的に髪は伸びていく内に傷んでいくものであり、どんなコンディショナーやトリートメントを使っても向上させる効果は期待できないので使う量には注意しておきましょう。
これを聞くと少し残念な気もしますが、このようにコンディショナーは髪の乾燥やダメージから守るのには必須アイテムになりますので、習慣的に使うことはもちろん大切です。
よって、パーマを当てた当日は、ダメージが凄いからとコンディショナーを多めに使うことは避け、普段通り適量を手に伸ばしてから、毛先を中心に付けていくことをおすすめします。
ぬるま湯か水で流す
パーマを当てた当日に、熱いお湯で髪の毛を流してしまうと髪のダメージが酷くなるだけでなく、せっかく馴染んでいるパーマ液が取れてしまいます。
よって、パーマを当てた当日にコンディショナーをしても良いですが、基本的には水かぬるま湯で洗い流すようにしておきましょう。
いかがでしたか?
パーマを当てた当日、スタイリング剤を付けられてそのまま寝たくないという人も多いですが、美容院さんにワックスなどを付けたくないとリクエストしておくと、洗う必要もなくなります。
また、コンディショナーはパーマの持ちを良くしてくれるので、上記の注意点を意識して当日にも利用しておきましょう。