乾燥しがちな頭皮について

暑い季節には、頭皮に皮脂が溜まってオイリーになってしまいがちですが、寒い季節には頭皮が乾燥しすぎてしまうので、まずは頭皮を乾燥から保護してあげることが大切です。

頭皮が乾燥すると、

  • 頭皮にかゆみがでる
  • 頭皮からフケがでる
  • ニキビのようなブツブツができる
  • 頭皮が臭う

などの弊害が起きてしまいます。

よってこれらの症状が自分に当てはまっている方は、頭皮の乾燥が原因になっているのかもしれません。

しかし、頭皮の乾燥をどうやって保湿すればいいか分からないという方もいるかと思いますが、頭皮は顔と1枚の皮で繋がっているため、化粧水で保湿してあげると頭皮にも優しいのでオススメです。

頭皮を保湿するには化粧水が効果大!

上記で頭皮には化粧水がオススメだと説明しましたが、詳しくは以下のような効果が期待できます。

頭皮は化粧水で保湿できる

1. 頭皮の肌の生成を手助けする

化粧水で頭皮を保湿してあげることによって、肌のバリア機能が高まり、結果として肌の生成能力を高めてくれる効果があります。

2. フケやかゆみを抑える

乾燥すると頭皮からフケがでたり、かゆくなったりすることもあるかと思いますが、かいてしまうと皮膚が炎症し、ニキビのようなブツブツができてしまいます。

よって化粧水で乾燥した頭皮を保湿すると、フケやかゆみの対策になるというワケなのです。

3. 紫外線から頭皮を保護する

紫外線は顔や体の肌だけでなく、頭皮にもダメージを与えてしまいます。

一見髪の毛で保護しているかと思われがちですが、実際には紫外線のダメージは、頭皮が一番受けているといっても過言ではありません。

そんな厄介な紫外線ですが、頭皮をある程度化粧水で保湿しておくことで、受けるダメージを大幅に軽減することができるのでオススメです。

4. 白髪予防

白髪は加齢によるものと諦めている方も多いですが、白髪が増える原因は、髪の毛が健康でない証拠といっても過言ではありません。

よって髪の毛を健康にし、白髪が生えてこないためには、化粧水で頭皮を健康にしておくことが大切です。

頭皮のための化粧水の選び方と使用方法

頭皮につける化粧水はフェイシャル用でも大丈夫ですが、最近では頭皮に使いやすい専用のスプレータイプの化粧水が発売されているので、それらを活用するのがオススメです。

頭皮専用の化粧水だと、頭皮におこりがちな炎症、かゆみ、フケ、抜け毛などの対策となる成分も含まれているので、効果の面でもフェイシャル用より優れていることが分かります。

しかし、頭皮の化粧水を選ぶ際に気を付けてほしいのが、メンズ商品に多いメンソールなどが含まれている、爽快感を与える頭皮専用の化粧水です。

夏場などは、スーッとするほうが頭皮もスッキリして気持ち良いかもしれませんが、それらは肌をかえって乾燥させてしまうため、そのような商品は避けた方が良いでしょう。

そして頭皮に化粧水をべったりと付けるのも、フケを増やしてしまう原因になってしまうので、軽く手の平で化粧水を伸ばし、頭皮をマッサージするように少量を皮膚に付けるようにして下さい。

頭皮に化粧水を付けるタイミングと注意点

頭皮に化粧水を付けるタイミング

化粧水は、頭皮が乾燥しているときに付ければ問題ないのですが、一番はお風呂上りのドライヤー後のタイミングが効果的です。

お風呂上りは頭皮が清潔な状態なので、一番浸透しやすく、炎症を防ぐ効果があります。

注意点

化粧水の効果を高めるためには、これらの注意点を参考に使用することをオススメします。

1. ドライヤーを常に高温であて続けない

ドライヤーは30cmくらい離して使う

濡れた髪にドライヤーをあてる際は、30cmぐらい距離を取り、冷風と温風を交互に使って乾かすようにするのがオススメです。

そうすることで髪にツヤがでて、ダメージが目立たなくなります。

2. シャワーの温度は38度以下に設定する

シャワーの温度を38度以下にして髪を洗う

体を流すときには38度だとぬるくて寒いかもしれませんが、髪はぬるくなければダメージの進行を早めてしまうので、髪を洗うときはシャワーの温度を38度以下に設定しておきましょう。

3. トリートメントは十分に洗い流す

頭皮や髪の毛が乾燥するのを避けるために、トリートメントを軽く流すだけで済ます方もいますが、綺麗に洗い流さなければフケが増えて、ひどい場合は炎症を起こしてしまいます
市販のトリートメントには、界面活性剤が含まれているものが多いので、無駄な油分を落とすためにもしっかりと洗い流すようにしておきましょう。