便利なドライシャンプーを知っていますか?
ドライシャンプーは、東日本大震災の防災アイテムとして話題になりましたが、水がいらないため、朝の忙しいときや汗をかいた運動後にも使える便利アイテムとなっています。
そもそもドライシャンプーには、パウダータイプ、スプレータイプ、ムースタイプなど、いろいろな種類がありますが、どのタイプも洗い流す必要はありません。
そんな便利なドライシャンプーですが、通常のシャンプーにはない効果がたくさんあるため、まだ使ったことが無い人もこれらの効果を知ると「ドライシャンプーを使ってみたい!」となること間違いナシです。
よって今回はドライシャンプーの効果とおすすめの商品を紹介するので、気になる方は是非参考にして頂ければと思います。
ドライシャンプーの効果とは?
ドライシャンプーを使ったことが無いという方は、本当に洗い流さないのに髪に良いの?と疑問に感じられるかもしれませんが、以下のような効果もあるので、是非ヘアケアにドライシャンプーを使用しましょう。
髪質を良くする
そもそも髪や頭皮を熱いお湯で毎日洗っていると清潔にはなりますが、髪質や頭皮には良くありません。
なぜなら、皮脂を毎日シャンプーで洗い流していても、頭皮が乾燥してしまうため、フケなどの頭皮トラブルに繋がるからです。
よって海外でも「シャンプーを毎日しないのが美髪に繋がる」と言われている通り、ドライシャンプーで皮脂を最低限残しながら洗うのが、良い髪質を維持する、又は髪質を改善するのに重要になってくるのです。
髪にツヤを出す
上記でも説明していますが、ドライシャンプーは髪に必要な皮脂は残したまま洗浄してくれるので、髪のパサつきを予防し、ツヤのある髪にしてくれます。
そもそも通常のシャンプーには、化学添加物である合成界面活性剤、酸化防止剤、タール色素などが含まれているものが大半なので、髪がパサつくのも仕方ありません。
よって特に乾燥する時期には、2日に1回ドライシャンプーで済ますようにすると良いでしょう。
時短・光熱費の節約に繋がる
髪を洗うのには、お湯で髪を濡らしてからシャンプーをし、それを流した後もドライヤーをするなどと時間がどうしても掛かってしまいますが、ドライシャンプーだとただ付けて揉み込むだけなので大幅な時短に繋がります。
またお湯を使わないので、光熱費の節約に繋がるので一石二鳥ですよね。
消臭効果
頭皮の状態を整えるためには、最低限の皮脂を残しておくことが大切ですが、分泌された皮脂が酸化してしまうと、頭皮から嫌な臭いが発生してしまいます。
よって、そんなときは良い香りのするドライシャンプーの利用がおすすめですが、エタノールやブチレングリコールが含まれたものを選ぶと、消臭しつつ、保湿もしてくれるのでおすすめです。
お風呂に入るのが難しい場合も髪を洗浄できる
ドライシャンプーは、
- 災害でお風呂が使用できないとき
- 介護が必要な人の髪を洗いたいとき
- キャンプーなどのレジャーでお風呂に入れないとき
- お風呂に入るのが面倒なとき
- 髪のべたつきが気になるとき
など、お風呂に入れないときにも髪をさっぱりさせることができるという大きなメリットがあります。
このようにドライシャンプーには、通常のシャンプーにない効果やメリットがあり、持っておくことでいざというときに重宝するので、まだ持っていないという方はこの機会に1本購入しておくことをおすすめします。
ドライシャンプーの効果的な使い方
上記ではドライシャンプーの効果について詳しく説明しましたが、ドライシャンプーに限らず使い方を間違えるとその効果も半減してしまいます。
よってこちらで効果的なドライシャンプーの使い方をおさらいしておきましょう。
そもそもドライシャンプーは、さまざまな種類があり、それぞれで使い方が多少異なってきますが、基本を知っておくと逆効果になることもありません。
髪の毛をブラッシングする
髪の毛がもつれているとドライシャンプーを揉み込む際に、髪の毛同士の摩擦でヘアダメージが悪化することもあるので、ドライシャンプー前には髪をブラッシングしておきましょう。
ドライシャンプーを髪全体に馴染ませる
ブラッシングで髪のもつれを無くした後には、ドライシャンプーの適量を髪全体に馴染ませていきます。
このときに頭皮を軽くマッサージしながら行うと良いでしょう。
しかし、頭皮を爪でゴシゴシと傷付けてしまうと、フケやニキビの原因になるので、ドライシャンプーに限らず頭皮は指の腹で優しく揉み込むのが大切です。
最後にドライヤーのブローやブラッシングで整える
ドライシャンプーが馴染んだら、軽くブラッシングをして、毛先まで綺麗にしておきましょう。
また、ドライヤーをするとより洗いたての髪のようにふんわりとさせることができます。
このようにドライシャンプーは時間がかからず、手軽に行うことができますが、前もって熱いタオルで地肌を柔らかくしておくとより効果的です。
しかし、時間がない朝や外出時に使うときなどは、ただ頭皮から馴染ませるだけでも、十分に効果があるので、ドライシャンプーはおすすめです。
ドライシャンプーは毎日続けて使用しない!
ドライシャンプーはどうしてもその手軽さから、毎日それだけで済ましたくなりますが、やはり洗い流さないシャンプーなので、毎日使うとシャンプー液が蓄積し、頭皮トラブルの原因になりかねません。
よって、頭皮や髪を保護するためにも、ドライシャンプーは使用頻度を最低でも2日に1回に抑え、お風呂で髪を洗いすぎる予防として利用することをおすすめします。
通常のシャンプーと交互に使うことで、潤いのあるツヤ髪にすることができますよ!
おすすめのドライシャンプー5選
ドライシャンプーの重要な概要を一通り知った後は、効果的で使いやすいドライシャンプーを選ぶことが大切です。
現在では海外セレブも愛用しているドライシャンプーですが、その人気から種類もたくさんあるので、迷わないためにもここで皆さんにおすすめのドライシャンプーを5つ抜粋して紹介します。
KOSE ドライシャンプーシート
あの有名なKOSEメーカーのフレッシュケアブランド商品のひとつですが、@Cosmeの第1位に選ばれる人気のドライシャンプーとなっています。
商品名を見て分かる通り、このドライシャンプーはシートタイプとなっていますが、シートで拭きとるだけなのでレジャーの際にも役立つのが特徴です。
さらに、化粧水にも含まれる美容成分が配合されているため、頭皮にも刺激を与えることなく地肌の状態を整えます。
また、シート状になっているので、ブラシに付けて髪を解きながら髪を洗うことができるのもこのドライシャンプーの魅力です。
香りは、女性が好むラベンダーの香りで、髪の香水となるヘアミストとしても利用できます。
エフティ資生堂 ドライシャンプー
このドライシャンプーには、スプレータイプになっており、東日本大震災で利用されたことで有名です。
またこのドライシャンプーに含まれている成分は、主にエタノールとなっているため、毛穴を引き締めたい、又は頭皮の嫌な臭いを消したいという人にはピッタリの商品となっています。
しかし、エタノールが豊富に含まれている分、香りが好みでないという方もいるので、ヘアミスト効果を求めている方にはおすすめできません。
よって、汗をかいたとき、風邪や病気等でお風呂に入れないときなどの緊急時に使うのにピッタリなドライシャンプーです。
LUSH ドライミー
こちらはパウダータイプのドライシャンプーで、特に皮脂によるべたつきが気になる方にはおすすめです。
また、石鹸メーカーであるLUSHが販売していることもあり、柑橘系シトラスの良い香りがユーザーに大好評の商品となっています。
パウダータイプのドライシャンプーは髪に馴染まずにフケのようになり、見た目が悪くなってしまうものもありますが、LUSHのドライシャンプーはコーンスターチのきめが細かいパウダーとなっているため、すぐに髪に馴染みやすくすぐにサラサラ髪になるのも特徴です。
しかし、付け過ぎるとパウダータイプのドライシャンプーは、髪のごわつきに繋がってしまうので注意しておきましょう。
クリーン ドライシャンプー
こちらもパウダータイプのドライシャンプーですが、ボトルの先端に髪の分け目に沿って振れるノズルが付いているので、ドライシャンプーを使ったことがないという方でも手軽に使いこなせる商品となっています。
さらに、こちらもLUSHの商品同様コーンスターチの細かいパウダーで、髪にすぐ馴染むのが特徴です。
また、コットンの種子から抽出した成分なので、地肌だけでなくボディの水分調整に役立ちます。
しかし、頭皮の状態が荒れているときには、どのドライシャンプーでも使用を控えるようにしておきましょう。
DHC 水のいらないリフレッシュシャンプー
DHCが開発した、スプレータイプのドライシャンプーです。
この商品は、髪の毛や頭皮のべたつきを改善するだけでなく、皮脂の分泌を抑制させるカプリロイルグリシンという成分が含まれているため、お出かけ前のべたつき対策にも利用することができます。
そして、気になる香りですが、レモン、ライム、アップルをブレンドしたウォーターシトラスとなっているため、ほんのり甘さもある爽やか系の香りが特徴です。
また、スプレータイプのドライシャンプーは、暑い季節や運動後に使うと付けたときに頭皮がひんやりし、気持ち的にもリセットできるのでおすすめです。
いかがでしたか?
ドライシャンプーにはさまざまな種類のものがありますが、まずは自分の用途に合わせて商品選びを行いましょう。