シャンプーが泡立たない!
シャンプーをしていても泡立ちが悪いと、洗い流してもイマイチすっきりしませんよね。
そんな悩みは誰しも経験することですが、シャンプーが泡立たないのにはさまざまな原因が考えられます。
また、シャンプーが泡立たないからといって、毎回2度洗いをしていると頭皮に必要な皮脂まで洗い流してしまうため、フケやべたつきなどの頭皮トラブルを招いてしまうことも少なくありません。
よって今回は「シャンプー泡立たないのはなぜ?」となる気になる原因とその対策を紹介しますので、同じような悩みがある方は是非今日の夜から試してみてはいかがでしょうか。
シャンプー泡立たないのはなぜ?
日頃のシャンプーで泡立ちが悪い場合は、以下の原因が考えられますので、自分のケースと照らし合わせてみましょう。
皮脂が頭皮や髪に蓄積されている
お風呂に久しぶりに入ったり、皮脂の分泌が人よりも多い場合は、その皮脂や汗のせいで泡が吸収されてシャンプー泡立たないことがあります。
シャンプーに含まれている化学添加物
市販のシャンプーの多くには、化学添加物である界面活性剤が含まれているのですが、その一部が泡立ちを悪くしていることも少なくありません。
そのシャンプーが泡立たない原因となる界面活性剤は、高級アルコール系やアミノ酸系のシャンプーなどが挙げられます。
この内のアミノ酸系シャンプーは髪や頭皮に優しいシャンプーとされていますが、特に泡立ちが悪いので、アミノ酸系のシャンプーを利用している方は、それが原因かもしれません。
しかし、最近よく出回っているシリコンフリーのノンシリコンシャンプーも泡立ちが悪いのが特徴なので、これを機に自分のシャンプーの成分表をよく確認しておきましょう。
1回に使用するシャンプーの量が少ない
髪の量に対してシャンプーの量が少なすぎると、髪全体に泡が馴染まなくなるため、泡立たなくなってしまいます。
よって、シャンプー剤が多すぎるのも薄毛などの原因になるので良くありませんが、少なすぎると泡立たなくなるので、自分の髪の量を見て調節しながら使いましょう。
お湯の温度が低すぎる
そもそもシャンプーの大半はおよそ38度で泡立つように開発されているため、お湯の温度が低過ぎたり、水で洗ったりすると泡立ちも悪くなります。
しかし、だからと言って熱々の温度で髪を流してしまうと、髪や頭皮はダメージをうけてしまうので38度前後の温度を目安に洗うようにしておきましょう。
髪質専用のシャンプー
現在では通常のシャンプーと違って、
- 敏感肌用
- アンチエイジング用
- ドライヘア用
- フケが出る人用
- 癖毛の人用
などと髪質に合ったシャンプーが販売されています。
しかしこれらは普通のシャンプーと違って洗浄力を弱くし、泡立たない仕様になっているので、これらのものが原因でシャンプーが泡立ちにくいのかもしれません。
ワックスやスプレーなどのスタイリング剤
習慣的にスタイリングでワックスやスプレーなどをよく使うという方もいるかもしれませんが、その油分によってシャンプーは泡立ちにくくなります。
また通常のシャンプーでは、2度シャンプーをしたとしても、ワックスなどのスタイリング剤を髪から全て洗い流すことは中々できません。
そのぐらい強いスタイリング剤なので、シャンプーが泡立ちにくくなるのも無理はありません。
髪が傷んでいる・乾燥している
髪の毛のダメージが酷いとシャンプーが泡立ちにくくなるだけでなく、傷みを修復しようとトリートメントの量も増えるため、それがまた邪魔をして余計にシャンプーが泡立ちにくくなってしまいます。
よって髪が傷んでいる人は、シャンプー選びも大切ですが、ヘアパックなどでまずダメージを修復することが大切です。
また髪が乾燥していても、シャンプーは泡立ちにくくなりますので、乾燥しないように洗う前はしっかり流すようにしておきましょう。
このように、「シャンプー泡立たないのはなぜ?」となる原因として上記のことが考えられます。
よって、上記のポイントに当てはまるものがあるという方は、それらを改善してシャンプーの泡立ちを良くしてあげましょう。
シャンプーが泡立たない場合の改善方法
上記でさまざまなシャンプーが泡立たない原因を挙げましたが、最も多い原因として挙げられるのが、髪のダメージからくる乾燥です。
どういうことかというと、髪を洗う前にシャワーで髪をまず濡らすかと思いますが、濡らした後に髪の傷みが酷いと、シャンプーを手で泡立てている間にどんどん乾燥してしまい、結果泡立たなくなるのです。
しかし、髪を濡らしてすぐにシャンプー剤を原液のまま頭皮や髪に付けるのは薄毛の原因にもなってしまうので、髪の傷みが酷い人はあらかじめシャンプーに水分を足しておくか、髪を洗う直前までシャワーで流しておくなど、何かしら工夫をすることが大切です。
これでもまだシャンプーが泡立たない場合は、シャンプー自体に原因がある可能性が高いのですが、上記でも説明したように「泡立つシャンプー=髪・頭皮に良い」というワケではないので、そこに注意してシャンプー選びを行いましょう。
また、シャンプーの品質に問題ないのに(化学添加物ナシなど)泡立たない場合は、体や顔を洗う泡立てネットを使って事前によく泡立ておくのもひとつの方法です。
泡立たないからといって無理にシャンプーの量や回数を増やしたりしたりしても、髪や頭皮は余計にダメージをおってしまい、余計にシャンプーが泡立たなくなる一方なので、それは避けておきましょう。