髪美容液はそもそも必要なの?

髪美容液を使ってツヤ髪をキープ

人それぞれで髪質や頭皮の状態は異なってきますが、普段からシャンプーやコンディショナーでケアしている場合、髪美容液自体必要あるの?と少し疑問に思ってしまいますよね。

確かに、コンディショナーは髪のダメージを保護する役割がありますが、その持続力ははっきりいって十分とは言えません。

お風呂上り直後にはタオルドライをしますし、ドライヤーで髪には熱ダメージを与えてしまいます。

よって、一日中綺麗なツヤ髪をキープしたいのであれば、髪美容液を入浴後又は外出前に利用することが必要です。

今回は髪美容液の選び方とその使い方について詳しく解説します。

髪美容液の種類とその選び方とは?

髪美容液の種類は大きく分けて、

  • ヘアオイル
  • 洗い流さないトリートメント(ヘアクリーム)
  • ヘアミスト

の3種類が存在します。

しかし、これらの髪美容液ごとの違いがハッキリ分からないという方も少なくありません。

よって、これからは髪美容液の選び方を明確にするためにも、詳しく種類別に紹介します。

ヘアオイル

ヘアオイルは髪につやを出したい時に使う

ヘアオイルは、髪美容液の一種であり、髪にツヤ感を出したいという場合に最も効果的な商品となっています。

また、髪の表面にオイルを塗ることで、乾燥を予防するだけでなく、静電気の予防にもなるため、乾燥する季節にはおすすめです。

しかし、使い方によってはベタつきが出て、逆効果になる場合もあるので、注意しておかなければなりません。

洗い流さないトリートメント(ヘアクリーム)

髪美容液と言えば、洗い流さないトリートメントですが、ダメージの修復にはクリームタイプの髪美容液が効果的です。

ヘアオイルの場合だと、油分が多めになっているため、しっとり感が気になるという方もいるかもしれませんが、ヘアクリームであれば水分も多く配合されているので、より軽い付け心地でサラサラ髪にしてくれます。

よって、洗い流さないトリートメントの選び方としては、ダメージ修復成分がより配合されているものを選ぶことが重要です。

ヘアミスト

ヘアミストは、その名の通りミスト状になっている髪美容液のことで、ヘアクリームよりも軽い付け心地になっているため、スタイリング前や外出前にさっとケアできるのが魅力です。

また、香水だとキツイ匂いになることがありますが、ヘアミストはふんわりと香る程度なので、現代女子のモテアイテムとしても人気のある商品となっています。

よって、時短で髪の潤いを保護し、香水のようにふわっと香るアイテムが欲しいという方はヘアミストを選ぶと良いでしょう。

このように、髪美容液の選び方は用途や効果によっても変わってきますが、これを簡単にまとめると、

  • ヘアオイル→髪のボリュームを下げて、ツヤ髪にしたいとき
  • 洗い流さないトリートメント→ダメージを補修しつつ、髪のパサつきを予防したいとき
  • ヘアミスト→手軽に髪に潤いを与え、シャンプーの香りを持続させたいとき

となるため、自分に合った髪美容液を選ぶ際の参考のために知っておきましょう。

髪美容液別に見るそれぞれの正しい使い方とは?

上記において、髪美容液の種類とそれらがどのような効果があるのかを説明しましたが、選び方が正しくても間違った使い方をしているとその分効果も半減してしまいます。

よって、これからは髪美容液の選び方だけでなく、正しい使い方についても詳しく解説していきます。

ヘアオイル

ヘアオイルは毛先から中心につける

まずヘアオイルは、油分が最も多い髪美容液の種類となっているため、お風呂上りの髪が濡れた状態で使うことが基本です。

ドライ後の髪に付けてしまうと、髪がベタつき、ぺたんこ髪になるので、量も少量ずつ毛先から中心的に付けることをおすすめします。

濡れた髪のときに付けることで、ドライヤーの熱から髪を保護し、ドライ後にはちょうど良いサラサラ髪にすることができますよ。

また、ドライヤーは最後に冷風にして全体を乾かすことで、スタイリングも綺麗になり、髪美容液の効果もより持続させることができるので、熱風と冷風の使い分けも大切です。

洗い流さないトリートメント(ヘアクリーム)

洗い流さないトリートメントは、髪美容液の中でも人気商品となっていますが、使い方が間違っている方が多いのが現状です。

確かに、メーカーによっておすすめされている使い方は異なってきますが、基本的にヘアクリームは、髪が濡れたドライヤー前と乾いた後に2度塗りすることで、より効果的だと言われています。

しかし他の髪美容液と同様に2度塗りする場合は、量も少なめにして、べたつき過ぎないようにすることが大切ですので、その点においては注意しておきましょう。

また、髪のボリュームや長さによって適量は異なってきますので、洗い流さないトリートメントのようなヘアクリームを使う際には、

  • ショート→1~2プッシュ
  • セミロング→2~3プッシュ
  • ロング→3~4プッシュ

程度を目安にしておきましょう。

ヘアミスト

ヘアミストを使う場合は、他の髪美容液と違い、乾いた髪に使うのが効果的です。

乾いた髪に数プッシュし、髪をときながらドライヤーでブローしてあげると、スタイリングも同時にでき、良い香りも長持ちさせることが可能です。

しかし、ヘアミストを付けた髪にドライヤーを近付け過ぎると、熱で髪が傷んでしまいますので、注意しておきましょう。

いかがでしたか?

髪美容液は髪質や求める効果によって選び方が違ってくるため、それらをポイントに正しい使い方で健康な髪にしていきましょう。