薬用シャンプーとは
よくドラッグストアで見かける薬用シャンプーですが、一体どんなシャンプーなのでしょうか。
薬用シャンプーは、名前にある通り薬が含まれているワケではありません。
しかし医薬部外品のジャンルに入るため、通常よりも効果と効能が期待でき、予防や対策として利用できるものとなっています。
よって薬用シャンプーは、通常のシャンプーよりも頭皮や髪に良く、トラブルの対策や予防になるというワケなのです。
薬用シャンプーについてここでより詳しく説明していきますので、興味がある方、髪や頭皮のケアに自信が持てない方は、是非参考にしてみてはいかがでしょうか。
薬用シャンプーの特徴と効果
薬用シャンプーの特徴
薬用シャンプーは、界面活性剤が含まれていないため、洗浄力が通常のシャンプー程強力なものではありません。
一見、洗浄力が強ければ強いほど、良いシャンプーだと思われがちですが、頭皮にある程度の皮脂が残っていないと乾燥肌になるだけではなく、フケや痒みなどのさまざまなトラブルが発生してしまいます。
よって、界面活性剤が含まれていない薬用シャンプーは頭皮や髪により優しいシャンプーだという大きな特徴があるのです。
薬用シャンプーの効果
1. フケ・痒みを予防する
上記でも説明しましたが、薬用シャンプーは乾燥によるフケや痒みを予防する働きがあります。
そして界面活性剤を使用しないだけではなく、ミコナゾール硝酸塩、ジンクピリチオン、グリチルリチン酸2Kなどが薬用シャンプーの多くに含まれているため、かゆみやフケ予防に直接働きかけ、通常のシャンプーより断然効果的です。
2. 育毛効果
薬用シャンプーは頭皮トラブルを改善するだけでなく、配合されているアミノ酸系の成分が育毛を促進し、抜け毛や薄毛の対策としても効果が高いようです。
抜け毛は若い人でも、カラーリングやパーマ剤の使用で増えてしまうため、日頃のシャンプーで毛髪に栄養分を与えておくことが重要になってきます。
3. 頭皮を柔らかくする
皮脂が長い間頭皮の毛穴に蓄積していると、頭皮は固くなり、薄毛や頭皮ニキビの原因になってしまいますが、薬用シャンプーは毛穴に届く成分で汚れを除去してくれるためオススメです。
薬用シャンプーはどのくらいで効果がでるの?
薬用シャンプーは、効果がさまざまだということを上記で知って頂けたかと思いますが、一体どのくらいで効果がでてくるのでしょうか。
まず薬用シャンプーは、病院などで薬剤師にもらう薬ではないため、そこまで効果に即効性はありません。
そのため、ちょうど通常のシャンプーと薬の間に位置している薬用シャンプーのような医薬部外品は、大体1週間から10日程で効果がでるといわれています。
しかし、頭皮の状況やトラブルの進行具合によれば、より長い期間が必要になってくる人もいるため、これはあくまでも目安として考えておいたほうが良いでしょう。
もし効果を早く実感したいというのであれば、他のケア商品(育毛を早めたいなら、育毛剤など)と併用して使うと、効果もより分かりやすいのでオススメです。
薬用シャンプーを使う上での注意点
薬用シャンプーだけでなく、洗い方が間違っているとその効果も半減してしまいます。
よって洗う際は、①手の平で充分に泡立ててから、②爪などを立てずに優しく洗い、③髪の毛を洗う時間の倍以上の時間をかけて、丁寧に洗い流しましょう。
この3点を毎回意識してシャンプーをするだけで、頭皮に起こる多くのトラブルは自然に予防でき、トラブルが起こる頻度も徐々に少なくなっていくかと思います。
注意点と効果がでる期間を大体把握した上で、薬用シャンプーを使い、頭皮と髪の毛のケアを簡単にしてあげましょう!