意外と知らないリンスの役割
今ではリンスではなく、コンディショナーを使用している人が多いかと思います。
そんなリンスには、髪にツヤを出す効果があり、仕上がりの指通りを良くすることができるのです。
さらに最近では、パーマやカラーを長持ちさせるリンスも販売されており、使用する人も多くなっています。
またシャンプーの洗浄力が強いものを使用していると、頭皮に必要な皮脂まで洗い流してしまい、頭皮トラブルに繋がりますが、リンスは必要な皮脂を補うことができます。
そんな毎日使用するリンスの選び方を、皆さんはご存知でしょうか。
よってこれからは、重要となるリンスの選び方をご紹介します。
リンスの種類から選ぶ！
リンスにも種類があり、オイルリンス、クリームリンス、酸性リンスがあります。
オイルリンスとクリームリンスの成分に違いはありませんので、オイルとクリームタイプで使用しやすい方を選ぶと良いでしょう。
酸性リンスの場合は、パーマやカラーの後に使用されることが多く、中間リンスとして利用されます。
しかし一般的にはオイルリンスやクリームリンスが、よく使用されています。
どんな成分が含まれているの？
オイルシャンプーには、過脂肪剤やカチオン型の界面活性剤が含まれています。
これらの成分がリンスでは重要な成分で、カチオン型界面活性剤は髪と結合する働きがあり、落ちにくくなり、コンディショニング効果が長持ちします。
またブラッシング時の静電気を抑えることもできます。
よって傷んだ髪により効果を発揮するので、髪のダメージが気になる人は髪への保護効果のあるリンスを選ぶがおすすめです。
その他にもポリペプチドという成分が含まれていますが、髪の成分と似ており、低刺激なので安心して使用することができます。
このポリペプチドもカチオン型界面活性剤と同じで、傷みの強い髪に効果が高く、髪の乾燥予防にも繋がります。
リンスの選び方の基準とは？
リンスなどのヘアケアは女性のイメージが強いですよね。
中にはシャンプーだけで済ませてしまうという男性も少なくありません。
リンスやコンディショナーは、髪の長い人が使用する前提で作られているため、髪の短い男性は頭皮に付いてしまうのが心配というのもあるかと思います。
しかし今では頭皮に優しいリンスも多く販売されているため、髪のケアに重要なリンスは行なった方が良いでしょう。
髪は日常生活の中で摩擦や静電気などでもダメージを受けてしまいます。
そんな髪のダメージ補修には、自宅でのリンスなどを使用したケアが重要となりますが、まずは自分の髪質や目的に合ったリンスを見つけるのが効果的なリンスの選び方のポイントです。
リンスを選ぶ基準
自分の髪に効果のあるリンスを見つけるためには、どのような基準で選べばいいのか分からない人もいらっしゃるかと思います。
そんなリンスの選び方の基準は、
- 無添加に近いリンス
- 水溶性のリンス
- 刺激の少ない、低刺激のリンス
- 弱酸性のリンス
などが基準となり、防腐剤などが入っているリンスは避けるようにしましょう。
この防腐剤には菌の細胞を死滅させてしまう作用があるため、人間の細胞にも悪影響のある可能性があります。
そのため無添加に近いものを選ぶと、安心して毎日使用することができるのです。
このようなリンスの選び方は基本、シャンプーなどを選ぶときと同じなのですが、油性のものは頭皮の毛穴詰まりなどのトラブルが起こりやすいので、注意しておきましょう。
よってリンスを選ぶ時にも、
- 自分の髪質
- 使用する目的
- 髪の状態
などに合わせて選んでいくのも、種類を絞ることができるのでおすすめです。
髪質に合わないリンスを使用すると、ベタつきなどの原因にもなりますので、もともと脂っぽい人はオイルではなくクリームリンスを使用するようにしておきましょう。
注意しておくこと
自分に合ったリンスを選ぶことができても、使い方が間違っていると効果が半減してしまいますので、使い方も見直しておくことがベストです。
リンスの選び方で注意するのは、上記に述べた通りですが、使用する際にも少し注意しておきましょう。
まずは、
- 頭皮に付けるのではなく、髪にだけ付けるようにする
- 髪になじませるようにして、頭皮マッサージは避ける
- リンスとコンディショナーは一緒に使用するのではなく、髪の状態に合わせる
などのことに注意して、髪を綺麗にしていくのが最適です。
まとめ
いかがでしたか？
リンスの選び方は、基本はシャンプーなどと同じですが、油性か水溶性かは購入前にチェックしておくようにしましょう。
リンスは毎日使用するものなので、できるだけ頭皮に優しい成分で作られているものを選ぶのが大事です。
このように自分に合ったリンスでヘアケアをすることで、髪の傷みを予防し、傷みが激しい人は、洗い流さないトリートメントなどをタオルドライ後に使用することがおすすめです。
また髪の状態を見ながらリンスやトリートメントの回数を増やすなどして、痛みのひどい人は工夫しておきましょう。
