シャンプーの1回の使用量とは?

シャンプーの使用量はどのくらい?

皆さんは毎日使用するシャンプーの1回の目安使用量をご存知でしょうか?

シャンプーは、多くの人が1回の使用量が多いほど良いと思っている傾向にありますが、使用量が多いからといって良いというものではありません。

付け過ぎてしまうと、頭皮への洗い残しの原因となり、頭皮の毛穴が詰まるので、さまざまな頭皮トラブルに繋がってしまいます。

そのため、シャンプーをするときの1回の使用量はきちんと守ることが大切です。

しかし、シャンプーの1回の使用量は髪の長さによって変わってきますので、自分の髪に合わせたシャンプー1回の使用量の目安を把握しておきましょう。

そこで今回は、シャンプーの1回の使用量について詳しく解説していきますので、是非参考にしてみて下さい。

シャンプーはたっぷり付けるべき?

上記でも述べたように、シャンプーは1回の使用量で付け過ぎてしまうともったいないだけでなく、洗い残しの原因となります。

その上、頭皮トラブルにも繋がりますので、シャンプーの1回の使用量には注意しておきましょう。

中にはたっぷり付けることで効果が高まると思う人もいるかもしれませんが、これはかえって逆効果となりますので、髪の長さに合わせてシャンプー1回の使用量を把握しておくのがベストです。

そもそも洗浄力の強いシャンプーであれば、頭皮に必要な皮脂までも洗い流してしまい、頭皮のバリア機能が低下してしまいます。

また、シャンプーを2回する人は、2回目のシャンプーの使用量を少なめにしておくのが良いでしょう。

シャンプーで頭皮トラブルが起こり悩んでいる人も、1回の使用量が関係している可能性もあるので、シャンプーの使い方を見直すことをおすすめします。

正しいシャンプーの1回の使用量は?

市販であるシャンプーの多くには、使用量が適量と書かれているものも多く、どれくらいの量を1回に使用すれば良いのか分からないという人も少なくないかと思います。

まずミディアヘアであれば、1回のシャンプーの使用量が約6mlとされており、この6mlは、シャンプー2プッシュ分となります。

また髪の短い男性であれば、半プッシュ~1プッシュ程度が最適です。

これらはシャンプーの使用量目安の基本となりますが、ロングヘアで1回の使用量では足りないと感じる人は、少しずつ量を足すようにしておきましょう。

また、シャンプーの前にしっかりと38度前後のお湯で髪を洗い流すことで、少量のシャンプーでも馴染みやすくなりますよ。

なぜならこのように、シャンプーの前にしっかりと洗い流すだけで、汚れを約8割も落とすことができるのです。

シャンプーは泡立ててから髪を洗う

そしてシャンプー時には、1回の使用量を手のひらに出して、泡立ててから髪に馴染ませましょう

このときに指の腹を使ってマッサージをすると、リラックス効果も期待することができるのでおすすめです。

シャンプーのしすぎはフケの原因にも!?

シャンプーは1回の使用量で付け過ぎてしまうと頭皮が乾燥し、フケなどのトラブルが起きやすくなります。

このようにシャンプーのしすぎは、ドライ頭皮になってしまい、角質細胞まで剥がしてしまいます。

特に市販のシャンプーの安価なものは、ほとんどが洗浄力の強いものばかりで、1日に何回もシャンプーする人は、フケが出やすくなってしまいます。

また、頭皮に必要な皮脂が不足してしまうと、皮脂を補うために皮脂が余計に分泌されるようになり、毛穴に皮脂が詰まりやすくなってしまうので、薄毛や抜け毛の原因になりかねません。

シャンプーの使い方で大切なポイントとは?

シャンプーで頭皮環境を整えるためには

  • シャンプーの前はシャワーで髪を洗い流す
  • 1回の使用量を適量にする
  • シャンプー後はよくすすぐ
  • 指の腹を使って洗う

がポイントとなり、使用量や洗い方を正しく行うことでシャンプーでの頭皮トラブルを予防することができます。

ドライヤーの使い方

シャンプー後にはきちんとドライヤーで髪を乾かす

また、シャンプー後はきちんとドライヤーで乾かしておくことも、髪のダメージを防ぐために大切なことです。

しかし、ドライヤーは髪に近付け過ぎると、熱ダメージで髪が傷んでしまいますので、髪からある程度離して使用しましょう。

シャンプーが泡立たないのはなぜ?

シャンプーが泡立たない理由は、シャンプーの1回の使用量やシャンプーの種類によって性質が異なるからかと思います。

また、頭皮にワックスやヘアスプレーなどの汚れが付着したままシャンプーすると、シャンプーが泡立ちにくくなります。

その他にもシャンプーの使用量が少な過ぎる場合も泡立ちが悪いと感じることもありますので、シャンプーの泡立ちを良くするためにも、自分の髪の長さに合わせてシャンプーの1回の使用量を調節しましょう。

シャンプーの種類も洗浄力がマイルドなものは、泡立ちも他と比べると悪くなってしまいます。

しかし、洗浄力がマイルドなシャンプーは頭皮にも優しく、頭皮に必要な皮脂を残しながら汚れを落とすことができるので、泡立たない=ダメなシャンプーではありません。

このようにシャンプーの1回の使用量で、頭皮環境も変わってきますので、毎日のシャンプーでの1回の使用量に注意しておきましょう。

1回の使用量では足りないと感じる人は、上記で述べたように、シャンプーの前に髪をしっかりと洗い流しておくと泡立ちが良くなるのでおすすめです。